2006年10月20日
理想のリール2

シマノ(SHIMANO) スピードマスター201(左)
「理想のリール」のお話の続きです。
バス用としてではなく、ワタクシ同様にソルトでの使用を考える人が多いのは、「夢屋」から専用パワーハンドルが発売されることからも伺えます。ハイギアなのがバーチカルな釣りには魅力的に映るのでしょう。
以前にもこのブログでインプレッションを書いていますが、ハイギアだからこそ、メタルジグやバーチカルワーミング用の中オモリを使った際の「巻き重り感」が気になります。ダイワのハイギアリールであるハードロックフィッシュにもこうした「症状」がありますが、スピードマスターの方が「巻き重り感」は少ないです。もっとも、慣れてくればあまり気にならなくなるかもしれませんし、パワーハンドルと組み合わせればかなり解消されるかと思います。
インプレッションとしては、スピードマスターは、キャスコンの設定がちょっとシビアです。きつめにすると、バーチカルな釣りではフォーリングスピードがホントに遅くなってしまいます。
船アオリやライトなバーチカルジギング、さらにバーチカルワーミングでは、ロッドとの組み合わせなどから考えると、スピードマスターぐらいの、コンパクトなリールが良いのは間違いありません。ただ、「巻き重り感」を根本的に解消し、回収をスピーディーにするためには、オシアジガーなどに採用されている、より口径の大きなマスターギアと、細糸用のシャロースプールの組み合わせが良いと思います。ギアの大型化で不格好にはなるでしょうけど…。
Posted by suttoko at 14:29│Comments(0)
│ワーミング
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