新潟漁師紀行

suttoko

2006年03月12日 20:00

魚が釣れなくても、

ほかに獲物はナンボでもいる


 そんなワタクシの友人、漁師とも呼ばれる男との新潟釣行でございました。

 この漁師男との釣行は、たいてい珍道中になります。
 ここ最近、変化があるとすれば、

①以前より釣れなくなった
②ちょっと堤防を歩いただけで、腰が痛い、腕が痛いと互いに言う
③移動の車中の話題は、下品になる一方


でしょうか。


 要するに、

①家庭などかえりみず

②相変わらずの釣りバカなのだが

③確実に中年になった。


 ということです。少しカナシイですが、トシをとるとは、そういうことですな。

 さて、新潟東港。春先の時期は、北堤防や温排水で、アフタースポーンのシーバスが釣れ始めます。たまに一発大物も出て、この時期でメーターオーバーが出た実績もあります。また、サワラ、イナダなどもチラホラ始まります。海サクラも混じります。 
 しかしながら、一方で、雪代の影響が大きくもあります。メバルが影をひそめたり、釣れない時はホントに釣れません。
 11日は午前中はよく晴れ、気温も高かったため、週末アングラーが大挙して来ておりました。こんな日に行くものではありません。結論から言えば、ワタクシどもは、ちょいとクロソイのチビをナイトで釣っただけで終了しました(ワタクシの連敗記録は一応、止まりました)。北堤防のサラワ、海サクラも芳しくはなく、サワラがほんとにちょっぴりだけ上がっていただけでした。




海辺をキックする漁師男 

さて、ここからが本題。
 漁師男は、ただでは起きあがりません。今後の釣行のため、東港周辺の堤防をチェックしていると、漁師男は、水をかぶり、海草の生えた消波ブロックをやおら蹴り始めました。


「ムール貝と岩ガキ発見」


 2人で水揚げに精を出しました。車載工具のドライバーと、キックで貝を引きはがしました。


 2人で山分けし、ボイルしたムール貝です。



気象DATA 3月11日(土)
     気温 5~17℃
     天候 晴れ後くもり
     風 2メートル
     中潮
 

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