ガチンコ

suttoko

2007年06月17日 00:00

 約7年ぶりに入ったラージマウスのポイントでの釣果報告でごわす。

 場所は福島県喜多方市の川前というところ。阿賀川の河川改修工事によってできた三日月湖のようなポイントです。もともとはヘラブナ釣りが有名で、会津では、最も早くブラックバスが入ったポイント。現在も、出ればそれなりサイズですが、数はなかなか伸びない場所です。オカッパリで朝イチ勝負をかけました。

 夜明けとともにポイントに到着。しかし、早くもヘラブナ釣りの和船が浮かんでいます。ヘラブナのお客さんはこれからも増える気配。船着場方向から人の声が聞こえてきます。もとより足場が悪く、移動もままならない川前。勝負できるのは一か所のみ。しかも時間も限られています。

 急斜面を下りていくと、水面まで着かないうちに、小魚が水面を割って逃げていきます。足音で気付かれてしまいました。水面まで下りられない! 高い位置から6インチグラブをノーシンカーでキャスト。水草が茂り、オーバーハングもあって、キャストが限られます。ノーバイト。
 こうなりゃトップだ、とトリプルインパクトをキャストしますが、これもダメ。

 最後に、かつて川前全盛時代に定番であったバズベイトをヤケクソ気味にキャスト。5投ほどして、ダメだな、と、撤収しようとした、その時でした。
 水草のキワをバズベイトが通った瞬間、水草がぐわ~んと揺れ、ロッドが強烈に絞り込まれます。水草の中にもどろうとする魚を引き止め(フルドラグに近い状態にしていて良かった!)、今度は浮いていた竹の木の下にもぐりこんだのを引きずり出し、ラージの魚体を確認。足場は悪い、けど今さら水面まで下りてたらラインが緩んだりしてバラすかもしれん。
 こうなりゃイチかバチか、と一気に抜き上げにかかりました。300メートルで600円のラインですが、3・5号だからどうにかなるだろう。一瞬のうちにこれだけ考えるオレって凄くない!? とか思いつつ、水面を割ってバスの顔が見えた瞬間



「デカイ!!!!」





 顔の大きさに、これは50UP、と思ったのですが、計ってみたら50センチはありません。しかし、48センチのナイスなラージでした。まだ、もう1回ぐらいスポーニングする様子で、お腹も大きかったです。






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