理想のロッド

suttoko

2006年10月17日 00:00

 中学のころでしたでしょうか。日曜洋画劇場で「ミスターグッドバーを探して」という映画をやってました。今では記憶が曖昧なんですけど、ちょっと暗くて、でも、女性が、愛するべき男性を捜し求める、というような映画だったと記憶してます。けっこういい映画だったはずです。
 で、ベッドシーン(こういう表現って、なんか古くさく感じます)なんかもあって、「グッドバー」というのは、やっぱりアレのことなのか? とドキドキしたことは鮮明に覚えてます。


 さて本題。釣りのお話です。

 理想のロッド。「グッドシャフト」を探し求めるsuttokoであります。

 オフショアでのバーチカルワーミングロッド。いくつかのメーカーで発売になっていて、ワタクシも2本ほど使ってみました。しかし、どうもワタクシのスタイルに合わないのです。6・6フィート前後と長めだし、全体にパラボリック系のアクションなのです。

 乗合船では、持ち込めるロッドの数は限られます。せいぜい3本まで。で、わたくしのメーンフィールドである日本海オフショアは、アオリイカ、根魚、青物と、大別して3つのジャンルをこなすシチュエーションが多いのです。持ち込めるロッドを3本とすると、ワタクシの場合、1本目はメーンとなるスピニングのジギングロッド、2本目はサブのベイトロッドとなります。このベイトロッドは、オーバー50メートルディープのバーチカルワーミングに対応できるもので、40号オモリなんかも使います。リールはオシアジガー。

 ここで、問題になるのが3本目なのです。アオリイカと、30メートルラインより浅いエリアのバーチカルワーミングが1本でできるロッドが欲しいのです。
 一般的なアオリ竿は、4フィート前後と短め。短いのはシャクリをしてても疲れないので良い。ですが、アオリ竿は伝統的な「手ばね竿」がベースになっていて、ティップからべりーまでベナベナなのです。
 アオリでも、ワーミングでもそうなのですが、ワタクシは、鋭くピシッと、速いシャクリを入れたいのです。 
 また根魚に関しては、オーバー2キロクラスがヒットした場合に、ロッドを脇に抱えられるダブルハンドルが欲しいところ。

 まとめると
 ①レングスは4~5フィート
 ②脇に抱えられるダブルハンドル
 ③シャクリのスピードが出るファーストアクション
 ④ライトライン対応のスパイラルガイド

となります。


 更に欲を言えば、ハンドル部分はズーム機構にして、シャクリをしてる時はセミダブル。大物がヒットした時にハンドルが脇に抱えられる長さに伸ばせると最高です。

どっかのメーカーで作って欲しい!


 市販のロッドで流用できるものはないかと探している中、今現在、ワタクシがたどりついたのは、意外や意外

カレイ竿

です。




 ティップだけものすごく曲がってしまうので、やや不安。ハンドルはセミダブル程度。レングスも5フィート以上ありますが、アクションと、オモリ負荷が40号まであるので良しとしました。
 ガイドはスパイラルではなかったので改造しました。2ピースロッドなので、1ピース目の下2つのガイドをスパイラルに直すだけでできてしまう、お手軽スパイラルです。

 え? 使い心地は?  まだ釣りに行ってません。



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